先日品川サービス工場にて、シ〇ア専用機を彷彿させるRANGEROVERSPORTSのSNSをアップいたしました。
長いLandRoverの歴史の中で、比較的後発モデルになりますが時代の流れを徴収しつつ、革新的なモデルチェンジを果たしてきました。
今回はRangeRoverSportの歴史を少しだけご案内致します。
まだRANGEROVERSPORTSの名前が出る前の貴重な画像です!!
2004北米自動車国際ショーでRANGE STORMER(レンジストーマー)として発表☆
特徴として
●ローハイト
●ショート ホイールベース
●3ドアクーペ
●ガルウィングドア
●ワンピース型シート
●クラムシェル ボンネット
この画像を見て勘付いた方もいらっしゃると思います😛
2011年に発表され2012年にデリバリーされ「先代RangeRoverEvoqe」の3ドアモデルが頭に浮かんできますよね。
※非常に台数が少ないですw
この後2005年正式に「初代RangeRoverSport」デリバリーが開始されました!
当時はDiscovery 3と共有のセミモノコックボディ+ラダーフレーム構造でしたね。
☆プロフェッショナルな呼称☆
我々正規ディーラーでは初代RangeRoverSPORTを「LS」や「L320」と呼んでいます。
自分で言うのもアレですが、「レンスポ」より「LS」や「L320」なんて言っていると玄人だなとニヤニヤしでしまう私ですw
少し話を脱線しますが、LandRover車のほとんどのモデルがクラムシェル型ボンネットを採用しているかご存じでしょうか???
渡河水深が深いという事は、もちろんフロント周りに水がかかります。
それはもう盛大に上からボンネットに水がかかります!
ボンネットとフロントフェンダーの繋ぎ目が上向きですと、浸水しやすい為それを防止する目的があります。
もちろんデザインも考慮しておりますよ。
そして2013年満を持して2代目デビュー!!
「LS」👉「LW」 「L320」👉「L494」
遂にRangeRoverの名にふさわしくフラッグシップモデル4代目RangeRoverと共通の、フルモノコックボディ採用になりました。
RangeRoverとモノコックボディ共有していますが、パーツの75%は専用設計になります。
デビューの翌年2014年、SVRが発表され当時「世界最速の量産SUV」として誕生しました。
細かいトピックスとしては年式によりこのモデルからアクティビティキーのオプションが設定されましたね。
サーフィンなどされる方には重宝されています🏄♂️
※まだアクティビティキーでエンジン始動できません※
意外と知らない方へこっそりポイント紹介!!
ココですっ!!ココにかざしてください!!
ハンズフリー電動テールゲートもデビューしましたよね🫡
これがまた難しいんですよねw
少し前にインスタでも私のハンズフリーテールゲート自慢してますのでご来店いただければ一子相伝伝授しますw
3代目RangeRoverSport 「L1」「L461」
同じことを言いますが・・・
大声じゃ言えないですけど、レンスポって呼ぶより「L1」「L461」がカッコいいですよね🤭
いよいよUK本国でもブランド再編の本格始動がスタートしました
またイギリス関連ニュースで皇太子殿下が訪問されたことも注目されていましたね。
House Of Brands
ジャガー・ランドローバーが新しくJLRとなり、新しいブランド展開。
RangeRover、Discovery、Defenderシリーズを各ブランドとしさらなるプレミアムSUVブランドとしてグローバル展開していきます。
実はRangeRover、RangeRoverSport、RangeRoverVeral、RangeRoverEvoqeのデザインはこのHouseOfBrandににちなみ。
※上の写真見てボンネット中央部がRangeRoverは凹んでいてRangeRoverSportは膨らんでいる事に気づきました?
このクラムシェル型ボンネットのデザインにもまた歴史ある意味がありますので、どこかのタイミングでご案内しますね。
引き算の美学
新型RangeRoverSportのデザインの最たるコンセプト。
別のブログで紹介しました洗礼されたデザイン。
無駄がなく洗礼されている→Pure
よく間違えられますがSIMPLEではありません。
SIMPLEは質素になりますよね。
徹底的に無駄を省いたデザインですが実はサイズは大きくなっています。
L461(EU値) L494(認証値)
全長 4,946mm 4,855mm
全幅 2,209mm 1,985mm
全高 1,820mm 1,800mm
改めて見るとすごい数値ですよ。
※UK本国の調査によると特定の使用方法で水に侵入するケースが35%あると判明した。と言っています。
「特定の使用方法で水に侵入するケース」・・・掘り下げるのを辞めましょうw
しかしながら我が日本では、近年の異常気象により特定でなくともゲリラ豪雨に見舞われるケースが非常に増えてきていると感じます。
35%はあながち間違いじゃないかもしれませんね。
洗礼されたデザインからかけ離れたオフロード性能です。
プレミアムラグジュアリーSUVの真骨頂!!
我々車好きの中は実は幅広いジャンルをに分かれています。
とりわけモータースポーツやレースなど車を早く走らせる事に魅力を感じる世界があります。
この業界に長くいると色々な話がでてきますが、昔からの言い伝えがあります。
オン(舗装路)を早く走りたければオフ(悪路・未舗装路)を鍛えろ
乗り手も、作り手も突き詰めるとオフロードにたどり着く方が多いですよね。
オフロードは常に路面状況が変化しますので、終わりのない答えが面白いととあるマイスターがおっしゃっていましたw
1948年ランドローバーシリーズ1から76年間SUVのみを製造、販売してきた世界で類を見ないブランドです。
レッドカーペットから山岳岩場や泥沼まで制覇できる愉快で楽しいランドローバー車をお楽しみ下さい。